2017年07月22日

【小売業態の変化】



こんにちは。
販売コンサルタントの志村幸司です。
今日は小売り業態の変化に関する理論につい
て書きたいと思います。
仮説理論として、小売りの輪の理論、アコー
ディオン理論、空地対理論、リーガンの仮説
、弁証法的仮説、適応行動理論などがありま
すが、その中で小売りの輪の理論とアコーデ
ィオン理論について書きたいと思います。
 
デパート.jpg

小売りの輪の理論

小売の輪の理論では、新しい革新的な業態は
低コスト経営を可能にして、それにより低価
格商品を販売し成功を収める。それをみて他
者が追随して同じ業態が拡がり激しい価格競
争となり消耗していきます。そうなると差別
可を図るために、サービスや取り扱い商品の
品質向上、また施設のグレードアップなどに
目を向けるようになり、競争は価格競争から
非価格競争に変わって行きます。そして、低
価格競争がいったん収まるが、その空きスペ
ースに新たな低価格業態が生まれ、また低価
格競争が始まる。この繰り返しを小売りの輪
の理論と言います。大型スーパーがディスカ
ウント販売を始め、そのうち価格を戻す流れ
が生まれると、更なるディスカウント業態が
出てきて、新たな低価格競争が始まった、現
在とも重なっています。

アコーディオン理論
 
小売の輪の理論が、低コスト低メージンと高
コスト高マージンを繰り返すのに対して、総
合化と専門化を繰り返すというのが、アコー
ディオン理論です。総合化で品揃えが拡がり
同質化が進むことで衰退し、新たに生まれた
専門業態が拡大していきます。これは、大型
総合スーパーが拡がり競争が激しくなりその
結果衰退してきて、大型専門店が強くなり拡
大していった日本の小売業にも当てはまりま
す。ただし、一方が拡大すると一方がなくな
るとい事ではなく、併存している状況に現在
はあります。
 
まとめ
 
低コスト低マージンと高コスト高マージン
を繰り返す小売りの輪の理論、総合化と専
門化を繰り返すアコーディオン理論、小売
り業態変化の代表的理論です。小売業は生
き物のように変化をを繰り返しているので
す。 
posted by 志村幸司 at 21:54| Comment(0) | 販売士関連
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