2016年01月30日

【孫市場への対応】



シニアマーケットがここ数年注目されてい
ます。シニア需要のポイントについて書き
たいと思います。

シニアは何にお金を使う?

団塊の世代の定年でお金持ちのシニアが増
加しているが、80兆円とも言われる団塊世
代の退職金。では、そのお金の使い途はと
いうと、健康関連や旅行などに多くを使っ
ているようです。健康関連に年間の出費の
半分ほどを使っているようですが、当初注
目された孫への出費はどうなったのでしょ
うか。

孫への出費は?


1999年に日本百貨店協会が提唱して始まっ
た孫の日。孫の日売上規模は明確な調査結
果は出ていないが、孫がいるシニア1人当
たりで年間平均5〜10万、多い人だと50万
円ほど出費しているようです。孫の日単体
では掴めなくても市場そのものが拡大して
いることは予測がつきます。

なぜ孫に使う?

孫にお金を使う理由として考えられるのは
、子供に対して出来なかった事への反省や
、子育てへの責任がないぶん良い面が強調
され可愛く見えてしまうことにあるようで
す。まさに目にいれても痛くないという言
葉は、可愛い過ぎるという視点から来てい
るのでしょう。

アンマッチ

現状は孫の日のギフト提案は強化されてい
るが、それ以外の孫と一緒に消費すること
への提案が不足しているように思います。
孫を起点としたショッピングセンター作り
が三菱地所で進められており、シニアの相
談に乗る孫マイスターなる資格制度も制定
されたようなのでその結果が楽しみです。

まとめ

市場は拡大しているが、実際の対応が遅れて
いる孫市場。なぜ孫にお金を使うのか?その
理由を深堀したら沢山の打ち手が出てきそう
です。
posted by 志村幸司 at 19:45| Comment(0) | 学びの部屋

2016年01月21日

【買物弱者対応サービス】



色々な弱者向けサービスが増えて来ました
。その視点について書きたいと思います。

買物弱者とは

交通に不便がある買物弱者は、独居老人、
他障害のある人、広く捉えると妊婦さんな
ども入ってくると思います。
スーパーなどによるネットスーパー、宅配
サービスなど動かずとも買物できる取組が
増えて来ました。まとめ買いを促すのでな
く少ない数量で注文できることも魅力で、
冷蔵庫代わりと言われるスーパーがその強
みを生かしています。ただ、サービス先行
で利益が出ている企業が少ないことは今後
の継続に心配な点です。

現場に行きたい人は

ネットスーパーなどは出掛けないで家で解
決する方法ですが、忘れがちなのが、なん
とか現場に行きたい人へのサービスです。
例えばタクシーやバス、送迎サービスなど
は現状十分ではないように感じます。乗り
やすさを改善するだけでなく、乗り降りそ
のものを手伝ったりするなど個別の対応も
必要だと思います。「これでお困りの方は
こちらへ声掛けを」など、困っている内容
に対して具体的に手を差しのべることも大
切だと思います。

まとめ

ビジネスとして成立するためには、料金形
態を変えるなど対応も必要だと思いますが
、社会的要請に応えることで企業としての
評価が上がり、結果的に全体として顧客が
増えるという考え方も重要でしょう。
ビジネス視点と社会的要請への対応、その
バランスを考える必要があります。

posted by 志村幸司 at 19:27| Comment(0) | 学びの部屋

2016年01月11日

【沖縄貧困問題への一助】



今日は貧困と企業の関係について書きたいと
思います。

考える2.png

競争力と待遇の関係

働く貧困者ワーキングプアが全国平均の2.7
倍。沖縄の現状です。勤め先が小規模事業所
が多い沖縄ならではのことかも知れません。
小規模零細のため年々の昇給もなく、底辺の
所得レベルで厳しい生活を送る家庭が多いよ
うです。
企業はある一定規模になる事で競争力を発揮
できるようになり、当然業績も上がって行く
ものです。小規模で優位性が保てるのは、よ
ほどニッチな企業か、経営者のカリスマ性が
かなり高い場合でしょう。

鍵は経営者教育

規模の拡大を指向するための経営者教育が必
要に思えます。小さな事業所同士で共同体を
作るのも良いですし、合併して大きくなるの
も良いと思います。
規模が小さい企業は福利厚生が不十分な場合
が多いようです。そうなると人材も集まりま
せん。福利厚生をしっかり出来る競争力及び
生産力を身に付け、適正な利益が残ることで
従業員への待遇が良くなるわけです。
そして優秀な人材が集まる。このようなプロ
セスを描くべきではないでしょうか。

まとめ

経営資源「人」「もの」「金」どれも重要で
すが、「人」が最も大切であると考える人は
当然多いと思います。しかし、処遇が悪くて
は人は辞めますし集まりません。適正な企業
規模を追求することが競争力を生み産業のレ
ベル向上、そして労働者の生活向上につなが
ると思います。企業の規模拡大及びレベルア
ップも貧困問題の一助になると考えます。
posted by 志村幸司 at 18:28| Comment(0) | 学びの部屋